ダイカスト豆知識

凝固冷却の割れの種類


熱間割れ


溶湯がキャビティで冷却され液相線温度に達して凝固が始まり、固相線直下まで冷却される時に液相が残ってる範囲の割れ。凝固過程の個液共存領域で、金型に拘束されて発生する収縮応力でアルミ合金が耐えきれずに亀裂が入る。


① 液相線に達したらデンドライトが成長し始める。


②第一準固相はデンドライト同士が接触して固体とて現れ収縮が始まる。


③第二準固相まで達したらデンドライト同士が絡み合い固体として強度が出てくる


④さらに冷却されて、液相が無くなると凝固が完了する。
熱間割れの原因は、第二準固相線まで達してから変形の自由度がなくなり割れやすくなる。

株式会社 Fun Life&work  ダイカスト鋳造 ダイカストコンサルティング

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